烏ヶ森公園は、西那須野地区のほぼ中心部にある小高い丘陵地帯に広がる公園です。1879年(明治12年)印南丈作、矢板武両名は、この丘の上で時の内務卿伊藤博文と勧農局長松方正義に水路開削の必要性を訴え、1885年(明治18年)には那須疏水の起工式が行われました。また、丘の上には鎌倉幕府の将軍源実朝(みなもとのさねとも)の「武士(もののふ)の矢並つくろう籠手(こて)のうえに霰(あられ)たばしる那須の篠原」の歌碑があります。
今では、4月の桜、5月のつつじ、6月から7月にかけてのアジサイなど花の名所として、市民はもとより観光客が訪れます。 |